家づくりの中で
「新居は絶対鉄骨階段にしたい」というのが
わたしたち夫婦の共通の希望でした。
それでもいざ導入しようとすると
決めなければならないことがたくさん。
調べなければならないこともたくさんありました。
人生はじめて、階段だけのショールームにも行ったりもしました。
せっかくですので、これから導入を考えている方の参考になればと
鉄骨階段を導入する際に知っておきたいあれこれをまとめてみます。
鉄骨階段とは
鉄骨階段とは
階段の構造材にスチール(鉄)を使った階段のこと。
一般住宅における鉄骨階段というと
このようなイメージがあるのではないでしょうか。
マンションの外階段などで使われているものも鉄骨階段ですが
Designer no ieでは一般的に住居に使われる鉄骨階段のことを指していきます。
鉄骨階段?スケルトン階段?ストリップ階段?
こういった階段のことを「鉄骨階段」ではなく、
ストリップ階段とか、スケルトン階段と言うこともあります。
ネット上でもこれらは混在していて
それぞれの言葉でググっても、結果的に同じような画像が出てきます。
それぞれの明確な定義はわからないのですが、
設計士さんや階段のショールームの担当者さんなど
いろいろな方と鉄骨階段について話をしましたが
鉄骨階段、ストリップ階段、スケルトン階段の言葉の使い分けは曖昧でした。
蹴込み板のないデザインが多い
鉄骨階段は構造が鉄(スチール)で
箱階段にある「蹴込み板」が無いものが主流です。
けこみいた、と読むんだそうです。
一般的に「鉄骨階段」と言われてみなさんが想像する階段には
この「蹴込み板」が無いタイプが多いと思います。
そのため鉄骨階段の印象が
・なんかスケてる
・浮遊感がある
・ちょっと危なさそう
といったものになるのかなと思います。
【蹴込み板とは】
階段の〔段板(踏み板)〕と段板の間の垂直部分を塞ぐ板。
https://www.lixil.co.jp/reform/yougo/setsubi/stairs/07.htm
LIXIL
踏板と踏板の間に足が滑り込んでしまうのを防ぐ板でもあります。
余談になりますが
鉄骨階段ってこの蹴込み板がないから
足が滑り込んでスネを打つのでは?という懸念を耳にしたことがあります。
実際、鉄骨階段のある住居に住んでみて
今まで一度も足が滑り込んでしまったことはありません。
親子ともどもありません。