【デッドスペース活用法②】階段下収納のデメリット

収納

デメリット:奥行きのある大容量さ


え、収納が大きくて何がいけないの?と思いがちですが
問題となりうるのは「奥行きのある大容量さ」です。


どの収納にも言えることですが、奥行きのある収納に単純にモノを詰めていくと
たしかにモノはどんどん詰まっていきます。


あまりに詰まるものだから、つい嬉しくなって
あれもこれも詰め込みたくなります。


そして、詰まったモノは、なかなか取り出しにくくなります


この詰め込めちゃうことが、階段下収納のデメリットにもなりえます。

デメリット:奥行きがある=取り出しにくい


奥まった場所に詰め込んだモノを取り出すには、
手前のモノを取り除かないといけませんから、
収納としては結果、使いにくくなってきます。

収納を
見たくもないけれど並々ならぬ事情から捨てられないモノたちの墓場
と位置づける場合は別ですが、

ほとんどの場合はおそらく、収納に入れたモノは
”いつか使うタイミングがあるモノたち”ではないでしょうか。


その、いつか使う際にモノを取り出しにくいということは、
収納をデッドスペースと化する要因になりえます。

デメリット:結局、デットスペースになりやすい


奥にモノをしまいこんでしまうと、しまった本人ですら
何をしまったのか忘れてしまったりしますよね。

頻繁に使うものであれば奥にはしまいませんから、
やはり家庭内で優先順位の低いモノが奥にしまわれることになります。


そうすると、収納物は言葉通り
「タンスの肥やし」になりやすくなります。


そしていつの間にか、
そのスペースそのものがデッドスペースになってしまうんですね。


階段下のデッドスペースを活用しましょうと始まったはずなのに
気づいたらデッドスペースを生んでしまっている。


それであれば、その分のスペースを別の方法で有効に活用した方が
都心の高い坪単価を考えると有益
だと思えませんでしょうか。

デメリット:取り出しにくい=しまいにくい


「動線を考えて収納を設定する」の記事でもまとめていますが、
使いにくい収納に入っているモノというのは、いずれ使わなくなるんですよね。


どうしても必要で使ったとしても、しまいにくさから
結果的に元に戻さない=片付かないことになりがちです。

沢山の収納物をかき分けて奥に再びしまうのは大変な手間です。


片付かないということは、
本来そこではない場所に収めるべきモノだった、ということなんですね。

片付ける場所=収納場所が的確でなかった、ということです。

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