【デッドスペース活用法】①階段下収納

収納

階段下収納のメリット

こう考えてみると、

奥行きのある大容量の階段下収納では

奥にしまえばデッドスペース=無駄なスペースになってしまいやすく、
・使いやすいのはアクセスしやすい場所に限定される


ということになります。


せっかく奥行きもボリュームもあるスペースですから、
階段下収納として活用する、活きた収納にするためには
これらのデメリットを解消するような工夫が必要になってくることは
前のページでもお伝えしました。


その工夫次第では、階段下収納にはメリットもたくさんあります。

メリット:大容量なウォークインスペース


条件付きではありますが、やはり大容量なのはメリットですよね。

そのボリュームの大きさを活かして、収納に一工夫加えることで
奥行きがあってデッドスペースになりがちな階段下収納を、活きた収納として活用できます。



大きさにもよりますが、たとえば

・正面と両側左右にコの字型の棚を配置し、ウォークインできるようにする

・正面の壁には飾り棚を設置したり、フックなどを活用して「見せる収納」を心がける


階段下収納のような大容量収納のデメリットは、

大容量がゆえに詰め込める
 ↓
取り出しにくく使いにくくなる
 ↓
結果的にデッドスペース、タンスの肥やしに


といった悪循環からでした。


それを解消するためにも、
ただ闇雲に奥までモノをつめこむのではなく、こういった工夫をすることで

奥行きがあるがゆえのデメリットを解消し、
大容量というメリットの恩恵を受けることができると思います。


奥行きのあるスペース全部にモノをつめるのではなく、
収納を取り出す際のスペースをあらかじめ確保して収納することで
より効果的に収納スペースを活用することができます。


人が入れる(ウォークインできる/顔をのぞかせられる)スペースが無駄だと感じるかもしれませんが

そのスペースには普段頻繁に使うモノ、例えば掃除機やヨガマットなどの運動器具といった
かさばるけれど重たくない、すぐに引っ張り出せるモノ
をしまっておけば
中の収納物にアクセスする際の邪魔にもなりませんし、スペースの有効活用もできます。


メリット:普段あまり使わないものをしまいやすい

これも条件付きです。

よく、収納HOW TO本などで
「年に一回しか使わないような季節モノを入れればOK!」といった言葉を目にしますが
取り出しにくいものは、年に一回も取り出さなくなる可能性もあります。


それでも、クリスマスツリーやお雛様、鯉のぼりなどといった
本当に年イチでしか使わないものをメインの収納に入れておくのは、
もったいなくて気が引けますよね


階段下収納であれば、 奥行きや高さがありますから
可動棚や引き出しを活用することで、普段あまり使わないモノを効果的に収納できます。

【スノーボードやスキー板、虫あみ、釣り竿等】
 長さや高さのあるものは取り出しやすいように壁面に並べたり、ドア裏に貼り付けて収納する

【お雛様や五月人形などの箱物】

 積み重ねずに、何が入っているかを明記して奥行きの合った棚に置く

【クリスマス飾り】

 細々としたものは、奥行きが浅めのケースや引き出しに収納する

アルバム】
 必要なときに手にとって見ることができるよう、本のように立てて整頓する。

【良くも悪くも思い出の品】
 思い出として愛でる予定がないのであれば、思い切って処分するのも手


共通の収納ポイントとしては、
何が入っているか一見して分からないようなしまい方は避けたいですね。

引越したままのダンボールを奥から詰め込んでいくと
必要なものがどこに入っているのかわからず、無駄な労力を割くことになりかねません。

・何が入っているのかが分かり
・取り出しやすく
・しまいやすい

これを心がけるだけでも、奥行きのある収納を活用しやすくなります。

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