ゆえのデッドスペース
こうして間取りを詰めていくと、
設計士さんの
「階段はデッドスペースとして扱われることがある」という言葉が
ものすごく腑に落ちるというか、納得できるようになりました。
最低限登り降りさえできればOKである階段にボリュームをもたす、
必要以上のスペースを割くということは現実的ではなくなっちゃうんですね。
浴室と階段、どっちかを広くできるよと言われたとき。
やっぱり毎日家族が疲れを取る浴室の方を広くしたいですよね。
階段幅を最小に留めることで子供部屋が4.5畳ではなく5畳になるのであれば
やはり人が住まう居室の方に少しでもゆとりをもたせたい。
結局は
階段の幅はできる限りせばめて、
少しでもリビングなどの居室を広げようとするのが一般的で
階段は登り降りするために必要であるだけのものにすぎないんですね。
そのくせ階段って、大きい
こちらは我が家の間取り図です。
ついさきほど、我が家の階段は階段幅を可能な限り狭くして
階段そのもののボリュームを最小限にとどめています。
なんて言いましたが
間取り図面上で見る階段って、結構大きく感じないでしょうか?
階段の隣りにあるトイレは1.65㎡。
およそ畳1枚分の広さです。
ざっとみても、階段はトイレの2倍の広さを占めています。
畳2枚分です。家具なら相当大きい家具です。