階段って、実はデッドスペース

収納

間取り決めの打ち合わせの中で
「階段はデッドスペースとして扱われるんですよ」という言葉に
声に出してたいそう驚いた記憶があります。

そうなんです、実は階段って
デッドスペースなんです。

なぜデッドスペースと言われてしまうのか。

普段あまり考えることのない「階段」について
まとめていきます。

新居の階段のサイズ


普段、階段の大きさ、ボリュームを気にすることってなかなか無いですよね。

自分の家や、長いこと住んでいた実家にある階段幅が
一体何cmなのか。

聞かれて答えられる人のほうが少ないのではないでしょうか。
毎日何度も登り降りしているのに、です。


というより、階段を考えることって
普段なかなかないのではないでしょうか。

我が家の階段事情


我が家の階段を例にしていきます。スペックはこちらです。

【 階段幅 】760mm
【 手すり 】130mm
【   段数   】13段
【   間隔   】165mm
【   形状   】コの字
【  長さ?】4000mm
【   構造   】鉄骨
【 踏み板 】フローリング材

長さ、という言い方が適切かはわかりませんが
階段の1F端から2F端までの長さはおよそ4000mmです。

手すりなどを除いた有効な階段幅は760mm


延床面積が90㎡という狭小住宅である我が家は
少しでも居室を広く大きくするために、

階段幅は可能な限り狭くして
階段そのもののボリュームを最小限にとどめています。



それゆえに、家具の搬入にはちょっと気を遣うサイズでもあります。


スケルトン階段なので、一見して狭いという印象はないのですが

有効幅760mmというのは、家電量販店で
ファミリー向けの冷蔵庫を2Fのリビングに入れたいのですが」と相談すると
もれなく渋い顔をされてしまうサイズ感です。


その階段の形状によっては
大型家具・家電の搬入が難しくなる可能性があるんですね。


とはいっても、設計士さんいわく
この階段サイズは決して小さすぎるというわけではなく
都心の住宅であればよくあるといえるサイズなんだそうです。

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