収納を決めるときのポイント

収納

我が家の収納論

我が家には「無駄な収納スペースはデッドスペースになるため要らない」という考え方があります。

もっと言うと、
「入れ物である収納スペースが増えると、物も増える」という考え方も持っています。

もともと物が多い状態を好まないので、定期的に断捨離をする習慣がありますが
子供がいて、趣味が多かったりすると、気づくと物が増えてしまいがちですよね。

整理整頓だけでなく、意識的に物を減らすクセがついていました。

更に、奥にしまったものは箪笥の肥やしと化し、スペース代を取るという考えなので
賃貸のときから、収納は「見せる収納」がメインでした。

■【ComingSoon】見せる収納のメリットとデメリットとは

こんな我が家のケースですと、
どの部屋にも、どのデッドスペースにも
とりあえず収納がついていれば安心でしょ?という考え方では
限られた建物面積にロス、無駄が出てきてしまいます。

広いリビングにしたい、開放的な我が家にしたいと希望している以上、その無駄は軽視できません。

こういった理由から、要らない収納を増やすよりは、居室などにゆとりを持ちたいという判断に至りました。

間取りにこだわる=収納にもこだわる

我が家の新居へのこだわりでも触れましたが、間取りにこだわりをもつと
一般的な1部屋に1つ以上の収納を設ける、ということは難しくなってきます。

もちろん、家中のデッドスペースをすべて収納にするといったような工夫を凝らせば、
単純な収納量収納の平米数は確保できるのかもしれません。

ですが、そういった収納の設け方では
その収納そのものがデッドスペースと化してしまう恐れがありました。

そもそもシンプルで凹凸の少ない間取りを希望する我が家には
間取り上のデッドスペース自体が少なく、さらに建物面積も狭いわけですから
より一層丁寧に収納のことを考える必要があります。

具体的には、
・家族の動線を軸に
・しまう物と使う頻度
・最適な場所

これらの要素を検討して収納を設定していきました。

将来のことも見据える

もちろんそれには現在のことだけでなく、将来のことも見据えておく必要があります。

例えば子供が大きくなったときのこと、
家族やペットが増えたときのことや
趣味が増えたときなど。

あまりにも遠い将来を見据えるのはなかなか難しいですが、
できるだけいろいろな将来の可能性を視野に入れる必要がありますよね。

もちろんそれらの想定通りに人生が進むわけではありませんが、
家づくりをきっかけとして、改めてそういったことを家族揃って考える。

そんな時間を持ってみるのもいいかもしれません。

具体的になかなか想像しにくい部分については、大いに設計士さんのアドバイスを仰ぐことをおすすめします。

次の記事では、マイホームに必要な収納量と収納の場所を考えます。

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