せっかくの土地探しを、休むということ
なんとなく、重ねたものに水がさされるようで
興ざめしてしまいますでしょうか。
家探しは家族全員の一大イベントですから、一丸となってテンションが上がっていた場合は特にそうでしょうか。
ですが、どうしても妥協できない部分があるにも関わらず
その土地しかないのではないかと悩んだり
希望していないのに少しの距離だからとエリアを変えることは
我が家にとっては最善の策ではないと判断しました。
たしかに希望する条件で希望通りの土地が出てくることは稀で
物件情報の絶対数が少なければ、その土地にこだわりたくもなります。
ですが、結果としては今振り返ったときに
悩んだ末選ばなかった土地にはなんの未練もなく、
むしろ「今の土地に出会えて良かったね」と振り返ることのほうが多いです。
仲介さんはたくさんの物件を紹介してくれますから
「次こそは、次こそはどうでしょう」といった熱気も
誠実な対応をしてくれる担当者様であればあるほど感じます。
こちらとしてもそろそろ決めたい。
そんな気分には何度もなりました。
それでも、例えば予算の面でどうしても折り合いがつかないのであれば
少し家探しを休んで、自己資金を貯めてみたっていいはずです。
今ある不動産情報がやがて売れてしまっても
いつかまた不動産情報は出てくる。
そういったある程度の割り切りは、家造づくり全体を楽しく思い出深いイベントにしてくれます。
この考え方は、会社員ではない職業柄というのも大きいのかもしれません。