土地さがしのポイント ー新居を建てるエリアを考えるー

エリアを決める

気に入ったエリアでこだわる

閑静でありながら徒歩15分圏にはお気に入りの街もあるこのエリアを、夫婦共に気に入っているという部分は、土地さがしの大きな指標となりました。

せっかく多額のお金を出して家を建てるのであれば、気に入った土地が良いとい考え方がベースにあります。

予算が足りなくても、自分縛りでエリアを変えられないわけです。
希望物件が出てこないなら、現金を貯めて、待つしかありません。
逆を言えば、待っていれば良いんです。
焦って変に妥協して土地を探さなくていいので、そのあたりは気楽でした。

上物(建物)はリフォームができても、土地を動かすことは出来ません。

さらに、子供が成人する数十年後には、建物の価値はほとんど残らないそうです。

それならば、土地の価値であれば多少は残してあげられるという思いもありました。

私たちの希望するエリアは、元々土地が出づらいという特徴もあったため、不動産仲介業者さんはもっと手頃で物件数の多いエリアに変えることも提案してくれました。

しかし、ほんとのところはどうですか?とアドバイスを仰いでみると、やはり土地の価値としてはあまりオススメしないというものが多かったですね。


それであれば、出来るだけ自分たちの価値観を重視して、将来性を考えて、エリアに関してはギリギリまで頑固でいようと決めました。

エリアでこだわる。では何を妥協するか

不動産仲介業者を通して土地を探してもらう中、並行して打ち合わせを重ね
我が家が組めるであろうローン額なども出してもらいました。

通常の会社員とは異なる職種ですので、ただ都市銀行で借りてそれで終わり、というわけにもいきません。

何度かの打ち合わせを通し、色々な情報をもとに予算を出してもらいます。
そういった打ち合わせというのは、基本不動産仲介会社に足を運んで数時間行われました。

不動産仲介業者への相談を通して我が家が組めるローン額がわかったとき、希望エリアで、コストを抑えた注文住宅が建つか建たないかギリギリのラインでした。

完全に無理だと分かれば諦めもつきましたがギリギリとなれば、引き続き物件情報が出てくるのを待つのみです。
その間にキャッシュもできるだけ貯めておきます。

家を買うなら、現金を用意しましょう。これも不動産仲介業者さんから言われた重要なアドバイスです。

現金って強いんですって。ローンを組む際にも、貯蓄額はその人の、その家庭がしっかりとお金の管理ができているという一つの重要なバロメーターになるそうです。

そういうことはぜひ学校教育で教えてほしいですよね。

話は逸れましたが、こうして我が家の場合、不動産仲介業者のアドバイスを元に、建売も視野に入れることにしました。

土地さがしと同時進行で進めていた工務店さがしの中で、完全に建築を終えた建売住宅ではなく、セミオーダーの建売住宅の存在を知ったからです。


次の記事では建売住宅のメリットとデメリットに、こだわりの間取りを実現するという観点から触れていきます。

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