新居を希望するエリアは、土地探しにおいてとても重要な要素です。
その一方で、予算の都合で変える必要性が出てくる場合もある、他との兼ね合いが必要な難しい要素でもあります。
マイホームへ求めるこだわりと、予算という現実との狭間で、どのように新居を建てるエリアを決めていったのかをまとめます。
エリアを決める
「土地探しで要望を詰め込んだら、予算オーバーでエリア変更をしないといけなくなった」
「エリアを変えればこだわれる要素が増えるし、もっと地価の安いところにしようかな…」
家づくりは悩みと検討の連続ではありますが、予算との兼ね合いで神経をすり減らしたり悩むことは、できるだけ減らしたいですよね。
そういった事でできるだけ悩まないようこだわる要素と妥協点を見出しておくメリットについては、以前の記事でふれました。
我が家の場合は、希望エリアは現在住んでいるエリア周辺でと最初から決めていました。
乳幼児期から地域の活動に積極的に参加してきたこともあり、幸せなことにママ友とのつながりも増えていました。子供にも、ようやく友達と呼べる存在ができてきていました。
なにより子供が通う幼稚園なども視野に入ってきている時期。
この時期に生活拠点を変えることは、家族にとってプラスではないだろうと判断していました。
土地そのものに不動産としての価値を多少であっても見出したかったので、郊外へ移ることはひとまず視野には入れず、もしどうしても土地が出てこないときにまた考えよう、というスタンスをとることにしました。
ちなみに、このエリアへのこだわりは我が家の優先順位の上位にありましたので
我が家の場合、エリア選びではさほど迷うこともなく、
希望する物件が出てくるのを根気よく待つだけ、といった形になりました。
土地探しの初期段階では迷いも多く、慣れない不動産仲介業者さんとのやりとりでかなり右往左往しましたが、こだわりをしっかりと打ち立てた後半は、たくさんの不動産情報や、エリア変えを勧める仲介業者の提案にあまり振り回されずに、冷静かつ気楽に希望物件を待つことができました。
子育てと仕事を抱える中で、土地さがしをスムーズ進めることができたのは救いでした。